昨今の国内音楽フェスブームにより、夏になると毎週のようにどこかしらでロックフェスが開催されています。
音楽は好きだし、ライブも観てみたいけど、フェスってよくわからない、どれに参加すればいいの?と思ってるあなたにこの記事でその疑問を解決するのと同時に、魅力についてもお伝え致します。
また、初めてでも困らないようにフェスに持っていく物や事前準備についてもご紹介しますので、参考にしてぜひフェスに参加してみてください。
■フェスとは?
ここで言うフェスとはいわゆるミュージックフェスティバルのことを指します。
フェスってパーティー好きな人だけが集まるイベントだと思っていませんか?
もちろんいわゆるパーティービーポー(通称パリピ)も参加していますが、いろんなタイプの人が楽しめるイベントとなっています。
近年はメディアに取り上げられる機会も増え、認知度も上昇しています。
音楽を生で聴けるのはもちろん、それ以外にも魅力がたくさんあるのでいくつかに絞ってご紹介します。
▷魅力
魅力1.フェスの雰囲気
高揚感、開放感、一体感などフェスでしか味わえない雰囲気があります。
またフェス毎に特色があり、朝日が昇る時間に大トリを迎えるフェス、キャンプできるフェス、室内でコンパクトなフェスなど様々です。
基本的にオーディエンスは好きな物が同じ人の集まりなので、強い一体感を感じることができます。
魅力2.色々なアーティストを一度に観れる
通常のライブではお目当てのアーティストしか観れませんが、フェスではたくさんのアーティストが出演しているため、
まだ人気が出る前のアーティストを知るきっかけになります。
魅力3.特別なコラボ
出演アーティストがフェス限定でコラボする事があります。
好きなアーティストを観られるだけでも充分なのに、普段は見られないコラボを観られると、自分も会場も盛り上がりは最高潮!
あとで周りの人に自慢できますね。
魅力4.グルメ
フェス飯という言葉が生まれるほど、フェスとグルメは相性の良い組み合わせです。
ライブを観たらお腹は空くし、喉も乾くので、みんな美味しいごはんと飲み物を求めています。
人気のお店も出店しているため、毎年それ見当てでフェスに参加する人もいるくらいです。
■初めての人におすすめのフェス
・ROCK IN JAPAN
特徴:ロッキング・オン・ジャパンが主催する言わずと知れた日本最大級のロックフェス。出演者は国内アーティストのみですが、ロックバンドだけでなくポップス、ヒップホップ、アイドルなどJPOPシーンで活躍するアーティストが多数出演します。
ロックフェスでみられるモッシュ・ダイブ等の危険行為の禁止を強く呼びかけているフェスです。
開催時期:8月上旬から中旬
1dayチケットの値段:14,000円(2019年)
来場者数:65,000人程度(1日)
ステージ数:7ステージ
場所:茨城・国営ひたち海浜公園
アクセス:
車▷ひたち海浜公園I.C.降りてすぐ
※最寄りI.C.は混雑するため回避する事をオススメ致します。
電車▷JR常磐線 勝田駅(会場までのシャトルバスあり)
・SWEET LOVE SHOWER
特徴:SPACE SHOWER TVが主催する野外音楽フェス。会場は山中湖湖畔にあるため、湖と富士山を間近に見ながら自然溢れる雰囲気で楽しむ事ができます。
5ステージありますが、ステージ間の距離が他の野外フェスに比べてかなり近く、タイムテーブルもなるべくかぶらないように設定されているため、気になるアーティストを全部チェックする事も可能です。(体力次第ですが)
開催時期:8月末〜9月初旬
1dayチケットの値段:10,800円(2019年)
来場者数:23,000人程度(1日)
ステージ数:4〜5ステージ
場所:山梨・山中湖交流プラザきらら
アクセス:
車▷山中湖I.C.降りて20分程
電車▷最寄り 富士山駅/御殿場駅
※会場まではバスなどに乗り換えて向かう必要があります。
■フェスファッション
フェスファッションは個性を出すことで注目を浴びたり、自分の気分を上げることができます。
過度な露出さえしなければ、ルールはありません。フェスの魅力の一つと言えます。
ちなみに私が今まで野外フェスで見たファッションで一番驚いたのは着ぐるみのパンダです🐼
フェスという非日常空間でいつもと違う自分を表現してみてもいいのではないでしょうか?
■持ち物について
基本的な持ち物をご紹介します。
▷必需品
チケット
意外と忘れがちなのがチケット。
当たり前ですが、これがないと入場が出来ずないため、私も現地で絶望したことがあります。
チケットは代表者が購入して現地で合流する事もよくあるため、チケット管理者は出発前に必ずチェックしよう!
スマホ
タイムテーブルを確認したり、仲間と連絡をとるなど必要度は高いです。
ただ、会場では電波が悪いこともあり、繋がらない可能性もあります。
はぐれた際にすぐ落ち合えるよう、事前に集合場所を決めておきましょう。
飲み物
長時間動き回ることになるため、水分補給は必須です。
フェス会場では、500mlスポーツドリンクが200円以上する事が多いため、持参することをお勧めします。
着替え
スタンディングエリアは密集するため、熱がこもり、汗をかいてしまいます。
自分だけではなく、他人の汗もついてベタベタになるため、閉幕後の不快指数はMAXです。
自分のためにも、周りの人への配慮にもなるので終了後に着替える分を準備しておきましょう。
小さめの財布
アーティストの物販などは現金のみの取り扱いなことがほとんどです。
普段の財布では不要なものも入っていて邪魔になるため、必要最低限の身分証、カード、現金が入る財布を準備しましょう。
健康保険証
万が一の時に身分証になり、病院に運ばれても大丈夫なように財布の中や手持ちのバックに入れておくようにしましょう。
▷あると役立つ物
携帯バッテリー
密集した場所では電波が悪くなり、通常よりスマホのバッテリー消費が早くなることがあります。
連れとはぐれた際に連絡手段がなくなると、再会するのが難しくなるため、持っていくことをお勧めします。
ボディタオル
着替えの際に使用することでスッキリできます。
レインコート/ポンチョ
野外フェスは敷地の広い屋根のない空間で開催されます。
傘は禁止で雷雨や暴風雨でなければ中止にはならないため、雨でも動けるレインコートを持参しましょう。
レジャーシート
シートを敷いて拠点にすることで、はぐれても集合場所に困らなくなります。
休憩と荷物を置いておく場所にもなりますが、貴重品は必ず持ち歩くようにしましょう!
残念な事ですが、毎年置き引き、スリの発生が問題になっています。
クーラーボックス
持って行くのは荷物が多くなって大変ですが、拠点に置いておくと飲み物には困りません。
飲み物だけでなく、冷たい食べ物や熱中症対策の保冷剤などを入れておく事ができるため、暑い野外フェスには持っていくべきです。
折りたたみ椅子
開場待ちや拠点での休憩事にあると便利です。
地面に座るのと椅子に腰掛けるのとでは疲労回復間が違います。
小さな折りたたみ椅子で有ればそこまで重くないため、大した荷物にもならないです。
▷持ち込み禁止品
フェスによっては持ち込み可能なものもありますが、NGなことが多いものをピックアップしたので、間違えて持ち込まないようにしましょう。
ビン・缶類
ポイ捨てはもちろんのこと、間違えて落としてしまった場合、怪我の元になりうるため、持ち込みは控えましょう。
傘
雨が降ってきたとしても傘は禁止です。
■フェス飯について
フェスでは会場内に様々な種類の露店が立ち並んでいます。
フェス限定メニューや、インスタ映えするドリンクなどを楽しむ事ができます。
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